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国連の面接でコンピテンシー・ベースト・インタビューとは異なる質問がある?

質問

国連の面接について(実際に受けましたが、書かれていた情報よりも今まで日本社会で受けてきた面接やよくある質問がありましたので)

回答

国連事務局の面接質問に関してははっきりしたガイドラインが存在します。国連で定められているコンピテンシー・ベースト・インタビューという形式です。

これが「国連スタッフ」ポジション(インターンや、コンサルタントなどではないポスト)では、この形式を取らなければなりません。

この「国連事務局」の「スタッフポスト」における面接で、質問にありました「日本社会で受けてきた面接やよくある質問」(コンピテンシー関係ない質問と理解して回答します)を聞かれたのであれば、アイスブレーク質問であるで、そこまで面接の採点において大きな影響はないはずです。

もし、仮にコンピテンシーに関係ない質問(フォローアップの質問を除く)がほとんどである場合、面接を担当した国連スタッフのガイドライン違反である可能性があります。そもそも国連職員で面接する人は、コンピテンシー・ベースト・インタビューのトレーニングを受けている、プラス実際の面接官とは別のコーディネーターがいるはずなので、本来これが起こってはいけないはずです。

国連といっても、様々な国連機関があるため、ここでは「国連事務局」と強調しています。もし、他の国連機関である場合、違う面接質問内容である可能性があります。(ただし、何れにせよほとんどの国連機関ではコンピテンシー・ベースト・インタビューを採用しているはずなので、近しい形の質問になるはずです。)

また、冒頭でも述べたように、これはスタッフポストです。インターンや、コンサルタント、アウトソース、ベンダー等に対する面接はこの限りではありません。

※追記
その後の調査で、日本における面接ではコンピテンシー・ベースト・インタビューではない、ごくごく一般的な面接が行われた事例があることがわかりました。志望動機や、現職のこと、また将来のキャリアプランなど提出した書類に沿って質問がされるようです。もし、日本の国連機関を応募し面接に進んだ場合、その面接がコンピテンシー・ベースト・インタビューなのかどうかを確認しても良いかもしれません。

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    亀山 翔大
    亀山 翔大
    東京都出身。MBA。Project, Program, Portfolio Managementを専門。PMOとして働きつつ、イギリス大学院でサイバーセキュリティを学ぶ。前職である国連にて国連世界ICT戦略遂行、国連グローバルPMO推進。UN KUDOS! Award 2019優勝。プロジェクト(プログラム)マネジメント(PRINCE2/MSP)、サイバーセキュリティ(NIST CSF)等の資格を有する。 プロフィール詳細はこちら

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