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海外の大学院って実は簡単にいけるんじゃないだろうか?

現在イギリスの大学院でサイバーセキュリティを勉強しています。

タイで同じように働きながらMBAを取得した経験もあり、また大学院に行きたいなと思ったこともあり二つ目の大学院に通っています。そこで得たナレッジを共有したいと思います。

働きながら大学院に行く

自分が大学院を選ぶ上で、条件にしていたのは「日本で働きながら大学院に通えるところ」でした。

そして現在私は日本の企業に勤めながら、英国の大学院で授業を受けています。

そうです、オンラインで授業を受けています。あまり細かいことを気にしなければ、大学院は多分皆さんが思ったよりも簡単にいけると思います。

なんで大学院に行くの?

僕の中では4つ理由があります。(%はその理由のモチベーション割合です)

  1. (70%)将来、もう一度国際機関で勤めることを視野に入れているので、その際の選択肢を広げるため。
  2. (15%)知識やスキルの獲得。
  3. (10%)功名心
  4. (5%)給与を上げるため。

正直、1の理由がなければ今回の大学院は行ってない、もしくはDBA(Doctor of Business Administration)など分野を変えてたと思います。

国際機関は、学歴が必要不可欠なので取れるうちに取っておこうと思ってのことです。知識やスキルの獲得欲求は常にあるので、これは自然な流れなのですが、3つ目と4つ目がどうしても自分の潜在欲求にあるように思います。

別に大学院をいったから功名心を満たせるわけではないんですが、どこかやっぱり「大学院で勉強している俺カッケー」とか「成績優秀者になって自慢したい」みたいに思ってしまう自分がいるんですよね。

こういった欲求は無視できなくて、自分の人生の満足度を高めるために大きな影響を及ぼします。自己分析をしたときに、この欲求を満たすことで自分の幸福度が上がることがわかったので、素直にその欲求に従うことにしました。(思えば、国連で働く俺かっけーみたいな気持ちはやはり当時ありましたし、今でもその経験により自分の人生満足度が上がったように思います。)

給与を上げるためは言わずもがなですね笑

 

海外の大学院が実は簡単にいけるんじゃないかと思うポイント

Photo by Carl Jorgensen on Unsplash

一部のトップ海外大学院はここでは除外させていただいて、特にこだわりがなければ割と簡単に海外大学院の授業を受けることができるのではないか、もしくはハードルが低くなるのではないかと思うことを紹介したいと思います。

  1. 修士号はオンラインで取れる
  2. 学費は案外安い(日本よりも費用が安い国がある)
  3. 給付型の奨学金は結構ある
  4. 国によって大学院の学位に種類がある
  5. 修士号の期間も様々(1年取れるところも)

1、修士号はオンラインで取れる

これは結構びっくりしました。

資格をオンラインで取るのは聞いたことがあったのですが、大学院もオンラインで取れる時代とは!

自宅にいながらオンラインで授業を受講できるのはとてもありがたいです。卒業まで一回もキャンパスに行く必要はありません!

ただ、グループワークがちょっと辛い。私はイギリスの大学院の授業を受けてますが、授業を受ける人のタイムゾーンはイギリスのタイムゾーンに近い人ばかり。

グループのミーティングを行う際は、必然的に週末や深夜になります。

卒業式 = 海外旅行になるので、今から楽しみです。

2、学費は案外安い

僕のかかった学費は100万円でした!一括で払ったので、10%だったか割引もついてました笑

数百万円を覚悟してたので、拍子抜けでした!(ちなみにタイの大学院より安い笑)

ヨーロッパの国によってはもっと安いのではないでしょうか?

もちろん分割払いもできるので、いいんじゃないでしょうか?

3、給付型の奨学金が結構ある

例えば、「オーストラリアの奨学金を調べてみると待遇の良さに驚いた(1000万円以上の給付も)」の記事でもお伝えしたのですが、調べてみると給付型の奨学金が結構あります!

中には生活費も出してくれる奨学金があり、勉学に集中できます!もちろん選ばれるまでハードルはあるかもしれませんが、一考の価値があると思いませんか?

4、国によって大学院の学位にいくつか種類がある

例えば、イギリスの場合

  • Master’s Degree(2年)
  • Postgraduate Diploma(16ヶ月、論文なし)
  • Postgraduate Certificate(9ヶ月単位数半分、論文なし)

と幅があります。ご自身の求める要件によって選べば良いかと思います。私は、Postgraduate Diplomaのコースをとっています。(国連機関ではPostgraduate DiplomaはMasterと同等と評価されているっぽいため。もし違ったら論文を書いてMasterを取得します)。

5、修士号でも習得期間が様々

私の国連時代に一緒に働いた同僚は、修士号を1年で取得していました。私の中では2年のイメージだったので、すごく驚いたのを覚えています。

人によって大学院に求める要件は様々だと思います。

例えば、一年だけしか時間が取れないという方でも、調べれば可能性があるかと思います。

最後に

働きながら大学院の授業を受けたり課題をこなすのは実際には結構大変ですし、私生活の大半は勉学に費やします。

同僚にもとても助けてもらっているので、感謝の気持ちでいっぱいです。

もし、ある程度仕事にも慣れてきて、自分の将来設計を見直す機会がありましたら、大学院も視野に入れてみてはいかがでしょうか?仕事とは違う脳を使うので、とても楽しいですよ!

亀山 翔大
亀山 翔大
東京都出身。MBA。Project, Program, Portfolio Managementを専門。PMOとして働きつつ、イギリス大学院でサイバーセキュリティを学ぶ。前職である国連にて国連世界ICT戦略遂行、国連グローバルPMO推進。UN KUDOS! Award 2019優勝。プロジェクト(プログラム)マネジメント(PRINCE2/MSP)、サイバーセキュリティ(NIST CSF)等の資格を有する。 プロフィール詳細はこちら

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