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国連インターンとして働く上で、心がけたいこと。

この投稿は、最近相談にのっている方に向けて自分なりに考えをまとめたもので、現在国連インターンとして働いている人や、今後働く機会がある場合に頭の片隅に置き、できる限りインターン期間中に活用してもらいたいなと思います。

仕事に直結する「国連決議」を読み込み、理解しよう

国連に入って、私にとって一番重要だったのが「大局」を知ることでした。

「大局を知る」とは、具体的に言うと、「国連決議」や「国連事務総長のイニシアチブ(SG’s Initiatives)」、「組織トップの戦略やアクションプラン」を理解すること、でした。

私個人の経験を話しますと、国連に入って一番驚いたことは、仕事に対してのアプローチや価値観が人によって大きく異なることでした。

日本であれば、効率的に且つ品質を担保した上で戦略に沿って仕事を進めることが重要だったので、その価値観に基づいて緻密に積み上げていけば答えがありました。

初めて国連に入った時は、効率的に働く人、しっかりと緻密に物事を進める人はほとんどいなく、寧ろその場限りの対応をする人が多い環境でびっくりし、何に対して同僚が「価値」を持っているのかが理解できず気持ち悪い状況がしばらく続きました。

そんな中、自分がしたことは「組織のことを理解しよう」とし、片っ端から上記にあげたような書類や規程を読み漁りました。

結果的にこの片っ端から読み込むことで、組織の理解に繋がり、組織で仕事をする上で武器になり、自分を守る道具になりました。

何故なら、仕事をする上でそこが原則であり、出発点であり、仕事を進めなければならない大きな理由になるからです。

逆に、そこを知らないと、弱点にすらなります。。。。なので、そこの理解はしっかりとするように努めてください。

 

親身になって相談にのってくれる人、助けてくれる人を探そう

個人的に許せないのですが、インターンを一つの駒(労働力)にしか見ておらず、適当に扱う人がいます。

上司ガチャでいい上司にあたればコンサルタントに引き上げてくれたり、積極的に職員への道を探してくれます。

逆も然りです。

流石に面接だけで、その上司がどうかはわからないと思うので、行ってみないとわからないというのが歯痒いですが、キャリアの相談にのってもらう人をできれば見つけましょう。

そのうちの一つの方法がコミュニティを見つけることです。

 

様々なコミュニティを探して情報収集をしよう

私がいたオフィスには、インターンだけのコミュニティがあり、日本人のコミュニティがありました。

私はインターンで働いたことがなかったので、最初は知らなかったのですが、インターンを雇った時にその存在を知りました。

違うオフィスの人と様々な情報交換をしていることがわかり(結構愚痴が多かったのが印象的でした笑)、いいネットワークだなーと思いましたし、そして何よりも楽しそうでした)。

 

日本人のコミュニティはとても役に立ちましたし、お世話になりました。

具体的には、大使館主催の勉強会に参加させてもらったことや、諸先輩方に具体的なアドバイスをたくさんもらえたこと、また直接的/間接的に仕事を手伝ってもらったことがあったからです。

日本人というだけで、あまり知らない自分に対してとても親身になってくれて、同属意識って大切なんだなーと身に染みた記憶です。

 

あと、根回し等も重要だったりしますので、なるべく色んなイベントに顔を出しておくことも(最初のうちは)重要だと思います。

 

国連の中でしかなかなかアクセスできない情報に積極的に触れていこう

内部の人しか見れないページやファイルが(当然のことながら)沢山あります。

そういった中に、色んなお宝が眠っています。自分の気になる分野のことは積極的に検索をかけていきましょう。

私は、ずっとプロジェクトマネジメントに関わってきたので、プロジェクトマネジメントに関わること、フレームワーク、Information Communication Technologyに関することをひたすら調べましたし、採用に関する資料や、Administrative系のポリシーを読み込んで、採用プロセスやスタッフの福利厚生等の人事制度の理解に努めました。

それら調べた情報をもとに、同僚と話すとさらに色んな情報を仕入れることができて、情報を調べる上で好循環でした。

また、もしインターンでも受けることができる研修などあれば、積極的に受講していきましょう。

 

Microsoft Officeはできるだけ使いこなせるべし

どこの世界に行っても使うツールであるにも関わらず、あまり使いこなせていない人を多く見かけます。

早いうちに使いこなせると、(おそらく引退まで使えるので)すぐにその学習に当てた時間を回収することが可能です。

色んな本があるので、手にとって読み、実際に沢山触って試してください。

  • ショートカット系は積極的に覚えていく
  • Microsoft 365を採用している組織が多いので、MS Teamsや共同編集など積極的に利用する。
  • WordやPowerPointは様々な書式の設定を当たり前のように使えること
  • Excelは基本的なFormulaを理解し使いこなすこと

を意識したい。

また資料作成に置いて、『ノンデザイナーズ デザインブック』や『Google流資料作成術』、『パワーポイント最速仕事術』などの考え方を知っていると資料作成の質が確実に上がります。


参考資料 >> 『ノンデザイナーズ デザインブック
参考資料 >> 『Google流資料作成術
参考資料 >> 『パワーポイント最速仕事術


 

知っておくと便利なツールや知識

「Grammarly」はProを持っていて(課金して)損はないと思います!

英語をひたすら書くと思いますので、文法間違いやタイポなどになるべく労力をかけずにいけるとストレスが少なくてすみますし、だんだん自分の英語も勝手に整っていきます。

「Action Verb」を積極的に使って、より明確な英語を使うようにしましょう。

国連のオフィスによりますが、シンプルな英語よりも、よりこねくり回したそれらしい(よりフォーマルな)文章を好む人や集団がいます。Action Verbを積極的に利用し、フォーマルな英語を習得しましょう。

 

質の高いアウトプットを繰り返し、毎回改善していきましょう

当たり前のことですが、最後にこちらを書きます。

何よりも、これが重要です。質の高い仕事ができないと、次に繋がりません。

なるべく色んな人からスキルやアプローチ、方法論などを吸収し、どういったアプローチやアウトプットが好みなのかを理解し、それに合わせて効果的なアウトプットを繰り返しましょう。

 

 

亀山 翔大
東京都出身。MBA。Project, Program, Portfolio Managementを専門。PMOとして働きつつ、イギリス大学院でサイバーセキュリティを学ぶ。前職である国連にて国連世界ICT戦略遂行、国連グローバルPMO推進。UN KUDOS! Award 2019優勝。プロジェクト(プログラム)マネジメント(PRINCE2/MSP)、サイバーセキュリティ(NIST CSF)等の資格を有する。 プロフィール詳細はこちら

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