SSLがページランクに影響を及ぼすことを受け
だいぶ昔の記事ではありますが、Googleの検索において、HTTPSを推奨するアルゴリズムを導入しました。
HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
このブログをSSL対応する
僕のこのブログは2017年1月7日現在、セキュリティを高める仕組みは必要ない仕組みになっているのですが、将来的にセキュリティ対策が必要になることも見越して、今のうちに対応しておくのもいいかと思いSSL対応しました。僕はAmazon S3とCloudFront、Route53をホスティングサービスとして使っているのですが、AmazonでSSL証明書を発行してくれるサービスもできたので、このサービスを使わせてもらいました。
一部のコンテンツに影響があることがわかった(Wordpressのプラグイン)
SSL対応をするということは、一部コンテンツが表示されなくなったり、URLがhttpからhttpsに変わることで出てくる(Facebookのいいね数がリセットされる等の)影響が出てきます。現在、Wordpressをローカル環境(自分のPC上)に立ち上げ、静的なファイルを生成して、S3というストレージサービスにアップロードしています。Wordpressでは様々なプラグインを使って、自分の思うようにカスタマイズできるのが大きな強みですが、SSL対応をすることで、一部のコンテンツに影響を受けました。
例えば、この記事。
この記事は、元々は下記のような記事でした。
この「国連の仕事はどこで見つけることができるか」という四角い枠に囲まれた写真付きの説明文はリンク先の情報で、記事のアクセントになり重宝していました。これはWordpressのPz-HatenaBlogCardプラグインの機能で、このプラグインを導入すると簡単に導入できます。
この記事をHTTPSでアクセスすると。。。
このように、他のコンテンツへのリンクが消えてしまいます。はてなブログに直接通信に行くので、そこが直接問題になっていたようです。
プラグインを入れ替える
Facebook等のリンクの紹介で使われるOGPの情報を取得して、ブログに表示することができないかと考えていたところ、すでにプラグインとして作った方がいました。
早速このceltislabのプラグインを使ってみます。単純にOGPを取得する機能でしたので、SSL環境下でもほぼほぼ同じ機能が使えます。ただし、Pz-HatenaBlogCardプラグインでは独特の表記をブログの文章内に挿入する必要がありますので、全部一括で変換します。Search Regexというプラグインを使ってコンテンツの中身を入れ替えます。すると、先ほどのページも
このように入れ替わります。あまり大きな変更を加える必要はなさそうです。今回一番大きな影響を受けたのはこの部分でした。
次に影響を受けたのは、Facebookのいいねカウント数です。残念ながら、みなさんにFacebook等で「いいね」をしてもらったものに関してはカウントがゼロに戻ってしまいます。いいね数はブログを書くモチベーションになっていましたので、非常に残念です。また、いろんな方に「いいね」していただけますと幸いです。
今回は幸いなことに、この程度の対応だけでよかったです。。
念のため、チェックする
ちゃんと対応できているか、チェックします。なお、下記のサイトでSSLのチェックをすることができます。
HTTP2対応
折角SSL対応するのだから、何か自分にとって面白い発見になることはないかと探しました。
見つけました。HTTP2という新しい世代のHTTPが誕生した模様です。ただし、これはITの技術関連以外の方に知られることはおそらくないだろうと思われる内容ですが、何かこのサイトに恩恵があるとするならば、ほんの少しページロードスピードが早くなるくらいでしょう。技術的には面白いことを言っており、ネットにhttp2と調べるといろんな記事が出てきます。ご興味があれば調べてみてください。
実際にHTTP2対応した時の様子はこちら。
こういう技術的なことをするのは楽しいですね。
注:このブログをアップしている段階ではまだ一部の記事のコンテンツがキャッシュされている関係で正常に表示されないかもしれません(Amazon Cloud Frontの関係)。全ての新しいコンテンツが新たにキャッシュされましたら、全てのhttpサイトはhttpsにリダイレクトするように設定いたします。