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ESCAP統計年鑑2016: 「アジア太平洋SDGベースラインレポート」が発表されました

国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)統計年鑑2016: 「アジア太平洋SDGベースラインレポート」が発表されました

報告書の主な目的は、持続可能な開発目標(SDG)を達成する地域の重要な格差と課題を強調し、再資源化のための2030年の開発アジェンダの実施を支援する政府間および機関間の地域的意思決定を報告することです。

このレポートは三部構成です。

・第1部では、2030年までに16年目標を達成するために、2000年以降の進展の地域的スナップショット(MDGsの開始)と加速を提供しています。これは、ターゲット分野のダッシュボードで詳細に説明されており、2030年までに「BAU」シナリオと必要な進捗ペースの間のギャップの大きさを強調しています。

・第2部では、選択した目標に対する目標ベースラインごとに目標ベースラインを設定し、提案されたグローバル指標および補足統計情報で利用可能な最新データを示します。

・第3部では、2030年のアジェンダのフォローアップとレビューのための統計とデータの要件を満たすために、公式統計の主要な知見と、公式統計を変革するための地域ビジョンを強調して締めくくります。

Statistical Yearbook for Asia and the Pacific 2016: SDG Baseline Report | United Nations ESCAP

レポート目次

序文
著者と寄稿者
略語
概要

第一部 地域のスナップショット
地域のスナップショットとSDGダッシュボード

第二部 目標評価による目標(各目標の訳は国連広報センターより)
目標1:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
目標2:飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
目標4:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
目標6:すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
目標7:すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標8:すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
目標9:レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
目標10:国内および国家間の不平等を是正する
目標11:都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
目標12:持続可能な消費と生産のパターンを確保する
目標13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
目標14:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
目標15:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
目標16:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
目標17:持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

第三部 結論

亀山 翔大
亀山 翔大
東京都出身。MBA。Project, Program, Portfolio Managementを専門。PMOとして働きつつ、イギリス大学院でサイバーセキュリティを学ぶ。前職である国連にて国連世界ICT戦略遂行、国連グローバルPMO推進。UN KUDOS! Award 2019優勝。プロジェクト(プログラム)マネジメント(PRINCE2/MSP)、サイバーセキュリティ(NIST CSF)等の資格を有する。 プロフィール詳細はこちら

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