国連分担金はどのように決まるか
加盟国は合意された規模の評価に応じて国連分担金を支払います。
この規模は、国の支払い能力、国民所得、人口規模に基づいていて算出されます。主要な貢献国は、米国、日本、中国、ドイツです。
2017年の国連通常予算における加盟国の支払い総額は約27億7653万ドルでした。
アメリカが22%の約6.1億ドル、日本が約9.7%の約2.7億ドル、中国が約7.9%の約2.2億ドル、ドイツが約6.4%の約1.8億ドルという結果になりました(小数点第二位を四捨五入しています)。
国連分担金のトップ10
2017年度の国連分担金のトップ10は下記の通りとなっています。
日本は前年度同様に世界第二位の国連分担金拠出国です。
順位 | 国 | 分担率 | 2017年総分担金 ( Gross) |
1 | アメリカ | 22.0% | $610,836,578 |
2 | 日本 | 9.7% | $268,768,094 |
3 | 中国 | 7.9% | $219,928,933 |
4 | ドイツ | 6.4% | $177,392,495 |
5 | フランス | 4.9% | $134,911,588 |
6 | イギリス | 4.5% | $123,916,530 |
7 | ブラジル | 3.8% | $106,146,738 |
8 | イタリア | 3.7% | $104,064,341 |
9 | ロシア | 3.1% | $85,739,243 |
10 | カナダ | 2.9% | $81,102,438 |
また下記のリンクをご覧になっていただくと、各国がどれだけ負担したのかがわかります。
http://www.un.org/en/ga/search/view_doc.asp?symbol=ST/ADM/SER.B/955
今回は、通常予算に関して書きましたが、他にも平和活動費や国際法廷費がありますが、こちらはまた機会があれば説明したいと思います。