質問
将来、ほかのアジアの国や国連で働くことに興味があります。
唐突で恐縮ですが、劇団四季俳優など多くの方が持っていない経験は、大学院留学や国連に就職するときプラスになりうるのでしょうか。自分も似たような舞台経験があるのですが、履歴書、志望動機には関連することを数字などで裏付ける必要があるので、どのように説明するか悩んでいます。例えば大学院に応募するとき、高校は芸術学科卒業で学士は経済学など一貫性がない場合は説明した方がよいのでしょうか。
お時間ございましたら、お答えいただけると幸いです。
回答
ご質問ありがとうございます。こちらの回答が遅くなり申し訳ありません。
劇団四季の経験ですが、大学院留学では特にプラスになっていませんが、国連の時は幾分プラスになった気がします。
国連に入る際は、私の場合事前に国連の会議で一緒に仕事をしていて、会議が終わって打ち上げみたいな雰囲気になった時に歌を披露してぐっと距離が近くなり大分気に入られた感はしています笑
その後、ポストを用意してくれたのですが、国連で改めて働き始めてから、僕を同僚に紹介するときにその時のエピソードをよく使って紹介をしてくれました。もしかして、宴会要員で雇ったのかなと思ったぐらいでした笑
国連で働き始めてからも、UN Staff Dayで司会をするように進められたり、大使館で歌を披露したりとどちらかというと入ってからの方が役に立ったように思います。話のネタとしてよく活用しています。
なので、答えとしては劇団四季の経験は総合的に大変役に立ってます。転職活動の際にも劇団四季にいたことを話すと喜ばれます。ただ、全く僕のことを知らない人で且つ海外で同じように求人応募の際に役に立つかと聞かれると、全く役に立たない可能性の方が高いと思っています。
まとめるとこんな感じ
- 大学院:全くプラスになっていない。
- 国連求人応募時:プラスになっていない。(幾分プラスか)
- 国連の中に入ってから:プラスになっている。
- 日本での転職時:面接でウケる会社もあ流のでプラス。
一つ難点があるとすれば、自分の仕事の分野における専門性という観点では、ずっと同じ学問や仕事をしてきた人と差があるのは事実です。なので、そこの差を埋める、もしくは別のスキルで穴埋めをすることに人一倍投資をしているつもりです。
大学院の応募の際は、高校と学士の一貫性はそこまで必要ないのではないでしょうか。実際に、私は現在サイバーセキュリティを大学院にて勉強していますが、そのような職歴はあれど学業には一貫性がありません。
大学院はそれぞれの大学院で応募要件も違うと思いますので、国連のように一貫性にこだわることなく、淡々と大学院の要件に合わせて準備をされるのが良いかと思います。なので、大学院受験に関しては、とにかく応募要項を読み込み、求められていることの理解に努めましょう。